大河の住処

書籍に対する感想文が主で、たまにゲームも。

講談社

【感想】新装版 無限の住人(1)

「いきなりレールガン女子高生」まさかのコミティアデビューから1日が経ちました。大河です。
何を言っているんだコイツは、という方はこちら(http://taiga-library.blog.jp/archives/1065236466.html)の記事をどうぞ。

本日の感想文は「無限の住人」です。

実写映画も公開されております、悪を斬る死なない男の物語。当ブログでも感想文を書いております「波よ聞いてくれ」の沙村広明先生のデビュー作品ですね。

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剣客集団・逸刀流に両親を殺され、実家の剣術道場を潰された少女・浅野凜は仇討ちを遂げるため、不老不死の肉体を持つ男・万次に用心棒を依頼する。依頼を受けた万次は、凜と共に逸刀流との戦いに身を投じることになる。
wikipedeia「無限の住人」引用
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めちゃくちゃ面白いんですよね。めちゃくちゃ面白いんですよ。
アクション漫画としての完成度とかいう話じゃなくて、血と涙と肉片に彩られた物語ですね。特に良いのが主人公が無双しないところです。不老不死なので、相討ちまがいの戦闘やら殺された後でかなり苦しげに蘇りつつ敵を刻んだり、泥仕合状態の戦いが一巻からあまりにも多い。チート主人公がやれやれしつつ敵をやっつける話とは違う泥臭い殺し合いが毎話毎話展開されるわけですよ。いやある意味ではチートなんですけど。死なないので。
面白いです。
本当はもっと早い段階で読んでおきたかったのですが、新装版が出ていることに気付いた段階で読むのを留めておいて、まとめ買いからの一気読書です。とりあえずは一巻です。まだ全部買ってはいないのですが、今月中に読み切る予定です。本棚が足りない。
一巻で割と話が進むイメージがあるので、この勢いで十巻超ってどうなるんだろうと期待しつつ、続きを読みます。

ではまた次回。
大河でした。

【感想】春と盆暗

Good afternoon !
もちろんアフタヌーンは月刊誌のことですよ。



本日の読書感想文は、つい数日前に発売したこちらです。購入した切欠は、衝動です。衝動的に書いたくなるときってあるじゃないですか。ほら。書店で目的の本探していたら、ぱっと見かけて全然知らないけどなんとなく買いたくなったみたいな。よくあるよくある。皆もあるよね。経験ない人はいない。
本文は続きよりどうぞ。続きを読む

【感想】波よ聞いてくれ(3)



そういえば発売してましたし、そういえば購入してましたけれど、そういえば書いていませんでしたので感想文書きます。本日も大河です。

内容は続きよりどうぞ。
続きを読む

【感想】ホクサイと飯さえあれば(3)

自分で作った飯はとても美味い。

本日も大河です。下書きで放置していた為、実際の公開日は2016年12月19日となっております。
どうでもいいわってツッコミ入れてくれて構わないんですけど、「たいが」で変換すると「大河」になるくせに「たいがです」で変換すると「タイガです」ってなるのイラつきません?なんなのお前?



そういう感じで、今日の読書感想文は「ホクサイと飯さえあれば」でございます。
一応3巻の感想文を騙っておりますが、実態は作品全体の紹介文です。


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伝説のインドアご馳走マンガ、復活移籍新連載!!
かつて掲載誌の休刊に伴い惜しまれつつ終了した『ホクサイと飯』。本作『ホクサイと飯さえあれば』は、その8年前のお話。大学進学のため上京した山田ブンが、愛するぬいぐるみ(?)ホクサイと共に、東京・北千住の町でアイディア満載のビンボーレシピで美味しいご馳走作ります!
トラブルがあっても、ホクサイがいて、美味しい飯さえあれば、毎日ハッピー!!
(公式サイト:http://yanmaga.jp/contents/hokusaitomeshisaeareba/
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あらすじ見れば分かる通り、ホクサイと飯って漫画が1巻だけ出ていまして、そちらの主人公の過去話という形で復活連載したのがこちらになります。

昨今グルメ漫画は数知れず、すっかり大人気なダンジョン飯もグルメ漫画と言えなくもないのではないだろうかという中で、私が「ホクサイと飯さえあれば」を狙って購入した理由は、
鈴木小波先生の漫画だから

です。
特段グルメ漫画が好きってわけでもないのですが、鈴木小波(サナミ)先生が描いているから購入を決めるほどに、小波先生の漫画はとても特徴的なのですよ。そしてそれが他の誰にも真似できない魅力となっているわけです。
まずは絵と構図が非常に独特。小波先生の絵だと一目で分かる。
そのあたりに関しては、

感覚で描くパースと魚眼パースの本 | 鈴木小波(スズキサナミ #pixiv http://www.pixiv.net/member_illust.php?illust_id=54163401&mode=medium

なんてのが一時期話題に挙がってましたね。これで雰囲気が掴めるかと。
解説だからこんな絵柄なんじゃねえのって思うかもしれませんが、漫画もだいたいこの雰囲気まんまです。あとはここにちょっぴり切なかったり小ネタ挟みつつ王道ストーリーやったりほっこりする話やったり。
で、およそすべての場合において設定が特殊な存在や能力や状況ばっかりという。
実写映画で話題になっていた「燐寸少女」も鈴木小波先生の作品ですね。あれも願いが叶うマッチ(等)を使う人々がどう破滅したり人生と向き合ったりしていくのかを描いた話なので、不思議な力と演出が盛りだくさんです。

しかし「ホクサイと飯さえあれば」に関しては、不思議な力やらおかしな設定やらはこれっぽっちも登場せず、物語としては、「美大生が邁進する日常の中で、飯作りに対するこだわりを見せていく」だけです。説明してしまえばたったそれだけ、の物語を、独特な構図で魅力あふれる作品にしていくのは、どことなく魔人探偵脳噛ネウロを感じます。あれも、ドSな単純娯楽を妙な構図で味付けした面白漫画ですからね。作りとしては同一です。
でも、それだけじゃないんですよね。
主人公の山田ブンは、料理が特別上手なわけではありません。すごく上手で、すごくお得な料理を作れるわけではありません。しかし、情熱をもって、楽しんで、料理をしている。心と身体をおどらせながら。
その姿はとても素敵なものです。
読者まで巻き込んで楽しくさせてしまうような。
幸福感でいっぱいにさせてしまうような。

人が何かに打ち込む様というものに、私たちはつい見入ってしまう。真剣であればあるほどに、熱が入っていればいるほどに、読者の目を惹きつける。
だから、「ホクサイと飯さえあれば」は面白い。
笑顔と情熱は伝播する。
登場人物の間だけでなく、次元を超えて、私たちにさえ。

ちなみに4巻は12月20日、すなわち明日発売ですよ!(宣伝


そんな具合に大河でした!









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