「超」な日本酒ではないことは承知していることでしょう。今日話題にするのは、そこいらのスーパーマーケット(ヨークベニマル等)で買える日本酒を手軽に飲もう、という話です。
そもそも発端としては「初心者向けの日本酒を教えてくれ」と言われたことにあります。
獺祭とか飲めば良いんじゃね、と僕は雑に思ったのですが、日本酒をあまり飲む習慣がないような、きっちりとした日本酒を提供する店にあまり足を運ばないような人に、日本酒取り揃えた店に行くか通販で調達するかしろ、と強制するのはなかなか難しいものです。それに、店で飲むにしても、可能なのは週末がせいぜいで、真に初心者向けという意味なら飲みやすい味がどうこうよりも「手に取りやすい」「家に置いておける」あたりを意識した方が良いと考えました。
というわけで、スーパーで買える日本酒を楽しもう!
本日の酒とつまみの全体像です。極力「地元の酒」は除外してみました。
先ず、事前準備です。
水です。大量に用意しておくほど優位に立てます。
日本酒を飲むと日本酒ばかり飲みそうになりますが、一種類飲むごとに水は入れましょう。アルコールが回ると酒の味が分からなくなるだけでなく、自分がどのくらい酔っているかも分からなくなってきますが、水を入れて胃を掻き回すことで自分の正気度を判定することが楽になります。さらに、翌日のダメージ軽減効果もあり、舌もまともな状態を維持しやすいので、必ず合間合間に水は飲んでくださいね。
続いての事前準備はつまみです。
単品で飲める日本酒はなかなか見つかりません。基本的につまみは必須と言っていいでしょう。
魚介類が非常に合うので、生魚やら新鮮な魚介を適当に買って、切ったり焼いたりすると良いと思います。今回は左から、鮎の塩焼き、刺し身(チーズ、のどぐろ、ほたて)、タコわさび、ほたてのカルパッチョとなります。塩っ辛いやつならなんでもいいと思います。
一杯目です。
おっと、これはスーパーではなかなか買えない酒でした。すみません。
隣にあるのはTYPE-MOON10周年記念一番くじで獲得したワイングラスです。こういった部分でオタク感を出していくと良いと思います。
改めて1杯目です。
スパークリング日本酒「澪」です。グラスと合わせて、色合いが素敵です。
日本酒という割にアルコール度数は低く、5%しかありません。甘さも相まって、これジュースだよとわめき続けました。飲み終わったあとに微妙な腹感覚に陥っていますが、1本300mlを一気飲みしたせいだと思います。飲みやすく、買いやすい、という意味では圧倒的に初心者向けです。日本酒の抵抗をなくしていくには適当な酒ではないかと。
2杯目
八海山です。なんか知らんけど置いてたので買ってきました。1合くらい小瓶は手を出しやすくていいですね。新潟の有名な酒です。澪ほどジュースらしさがないので、つまみを食べつつ少量ずつ飲むと、味わい方が分かると思います。一気に飲むと喉にくるぞ。これとか獺祭とか久保田とか越乃寒梅とか、そこらへん有名な酒に手を出してみることの何が良いかというと、とりあえずは安心して一定水準以上の味を楽しめることと、それらの酒を日本酒好き友人に「飲んだことある」と言うと(はは~~んメジャーな日本酒に手を出しただけだな?よし俺がいろいろ他にも教えてやろう)と勝手に思われて勝手にマイナーな美味い酒が出てくることです。
3杯目および4杯目
京都の「月桂冠 にごり酒」と兵庫の「醴 純米酒」ですかね。スーパーにあったから拾ってきた。
醴の方は、香りが強い割に味は相当すっきりしていて、後味がふんわりしている印象。日本酒だとたまにある後味の苦味があまりないように感じるので、味だけ見れば飲みやすいかも。けどこれやっぱ匂い強いな……酒くせえってこういう匂いかな……。
にごり酒の方は予定通り、広がる甘い香りに口に含んだときのどろりとした味わい……冷やし甘酒に少し酸味足した感じですかね。非常に飲みやすいと思います。とはいえ、一気に大量に口に含むと、日本酒特有の香りが襲いかかってくるので、少量を舌で転がす感覚で少しずつ飲んでいくと良いと思います。これは単品で飲めるな。初心者にもオススメ。
とまぁ、今晩はこんなところにしておきましょう。なんといっても明日は平日です。現実を見たくないでござる。
ちなみに記事タイトルに(1)とつけたということは、まだ何度か更新するつもりがあるということです。ただし次回は未定だ。こうご期待。期待してる奴いるのか?
ところでこの記事、本当に初心者向けなのだろうか。
そもそも発端としては「初心者向けの日本酒を教えてくれ」と言われたことにあります。
獺祭とか飲めば良いんじゃね、と僕は雑に思ったのですが、日本酒をあまり飲む習慣がないような、きっちりとした日本酒を提供する店にあまり足を運ばないような人に、日本酒取り揃えた店に行くか通販で調達するかしろ、と強制するのはなかなか難しいものです。それに、店で飲むにしても、可能なのは週末がせいぜいで、真に初心者向けという意味なら飲みやすい味がどうこうよりも「手に取りやすい」「家に置いておける」あたりを意識した方が良いと考えました。
というわけで、スーパーで買える日本酒を楽しもう!
本日の酒とつまみの全体像です。極力「地元の酒」は除外してみました。
先ず、事前準備です。
水です。大量に用意しておくほど優位に立てます。
日本酒を飲むと日本酒ばかり飲みそうになりますが、一種類飲むごとに水は入れましょう。アルコールが回ると酒の味が分からなくなるだけでなく、自分がどのくらい酔っているかも分からなくなってきますが、水を入れて胃を掻き回すことで自分の正気度を判定することが楽になります。さらに、翌日のダメージ軽減効果もあり、舌もまともな状態を維持しやすいので、必ず合間合間に水は飲んでくださいね。
続いての事前準備はつまみです。
単品で飲める日本酒はなかなか見つかりません。基本的につまみは必須と言っていいでしょう。
魚介類が非常に合うので、生魚やら新鮮な魚介を適当に買って、切ったり焼いたりすると良いと思います。今回は左から、鮎の塩焼き、刺し身(チーズ、のどぐろ、ほたて)、タコわさび、ほたてのカルパッチョとなります。塩っ辛いやつならなんでもいいと思います。
一杯目です。
おっと、これはスーパーではなかなか買えない酒でした。すみません。
隣にあるのはTYPE-MOON10周年記念一番くじで獲得したワイングラスです。こういった部分でオタク感を出していくと良いと思います。
改めて1杯目です。
スパークリング日本酒「澪」です。グラスと合わせて、色合いが素敵です。
日本酒という割にアルコール度数は低く、5%しかありません。甘さも相まって、これジュースだよとわめき続けました。飲み終わったあとに微妙な腹感覚に陥っていますが、1本300mlを一気飲みしたせいだと思います。飲みやすく、買いやすい、という意味では圧倒的に初心者向けです。日本酒の抵抗をなくしていくには適当な酒ではないかと。
2杯目
八海山です。なんか知らんけど置いてたので買ってきました。1合くらい小瓶は手を出しやすくていいですね。新潟の有名な酒です。澪ほどジュースらしさがないので、つまみを食べつつ少量ずつ飲むと、味わい方が分かると思います。一気に飲むと喉にくるぞ。これとか獺祭とか久保田とか越乃寒梅とか、そこらへん有名な酒に手を出してみることの何が良いかというと、とりあえずは安心して一定水準以上の味を楽しめることと、それらの酒を日本酒好き友人に「飲んだことある」と言うと(はは~~んメジャーな日本酒に手を出しただけだな?よし俺がいろいろ他にも教えてやろう)と勝手に思われて勝手にマイナーな美味い酒が出てくることです。
3杯目および4杯目
京都の「月桂冠 にごり酒」と兵庫の「醴 純米酒」ですかね。スーパーにあったから拾ってきた。
醴の方は、香りが強い割に味は相当すっきりしていて、後味がふんわりしている印象。日本酒だとたまにある後味の苦味があまりないように感じるので、味だけ見れば飲みやすいかも。けどこれやっぱ匂い強いな……酒くせえってこういう匂いかな……。
にごり酒の方は予定通り、広がる甘い香りに口に含んだときのどろりとした味わい……冷やし甘酒に少し酸味足した感じですかね。非常に飲みやすいと思います。とはいえ、一気に大量に口に含むと、日本酒特有の香りが襲いかかってくるので、少量を舌で転がす感覚で少しずつ飲んでいくと良いと思います。これは単品で飲めるな。初心者にもオススメ。
とまぁ、今晩はこんなところにしておきましょう。なんといっても明日は平日です。現実を見たくないでござる。
ちなみに記事タイトルに(1)とつけたということは、まだ何度か更新するつもりがあるということです。ただし次回は未定だ。こうご期待。期待してる奴いるのか?
ところでこの記事、本当に初心者向けなのだろうか。