ご無沙汰してます、大河です。

永遠娘(とわこ)

茜新社
2016-06-30





Amazonの商品説明に「やはり女は齢八百以上に限る。」と一言だけ書いてあるの強すぎませんかね。

今日はこいつが主役です。
こういうもの基本的に買わないので、1000円が高いか安いか妥当なのかすら分からん。
どうやら2016年6月30日、上にリンク貼りましたロリババア専門誌『永遠娘』なる18禁な雑誌が創刊されたようで、興味本位で買ってきました。一通り読みましたが、使える使えないはさておき、自分がロリババアに求めているものが明らかとなった気がしたので、感想をまとめることに決めた次第です。


そもそも「ロリババアとは何ぞや」という話から始めますと、
『見た目はロリだが、その他部分に何らかの老人的要素が含まれる』
キャラクターとなります。
で、その他部分というのが非常に厄介で、
・実年齢
・口調
・精神
等々の項目を一つ以上含むとか、それらに説得力を持たせるためのシチュエーションに対する好みとか、そういったあたりで多数の可能性が生じてきます。そうして貴方だけのこだわりのロリババアが誕生するわけですね。素晴らしい!
ただし、外見・年齢ともにロリだが口調は年季が入っているキャラクターの場合は「のじゃロリ」という別の呼び名が与えられているので、混同すると拗らせた層から絞められます。気を付けましょう。

さて。
以上を踏まえたうえで考えてみますと、ロリババアを取り扱う雑誌はなかなか難易度が高いように思えてくるわけです。ロリババアの基礎基本となる部分が曖昧であるが故に、各人がイメージする『最高のロリババア』像が多岐に及ぶのです。

「実年齢が数百歳に達しているという事実さえあればいい」
「精神も老熟していないとダメだ」
「ロリな見た目の祖母って感じで充分だろう」

といったように。
絵柄の好みも当然ありますが、「絵が好み+自分の中で受け入れられるロリババア像」であった場合が当たりとなるわけで、そりゃもう難しいよなと。
絵の美麗さを売りにしている雑誌において、純愛好き陵辱嫌いのたかしくんが、純愛モノの1作品目を読み終えた後に2作品目で陵辱モノ叩きつけられたらこれは雑誌投げ捨てますよね。かなり極端ですが、つまりそういうことです。ロリババアは、ロリババアという同一ジャンル内でたかしくん事案が発生し得るのです。

よく出版しましたよね。本当に凄いと思います。


ロリババア趣味の厄介さをお伝えしたところで、では私はと言いますと。
ロリババアという存在はある程度知っていて、好きか嫌いかで言えば好きの部類ではあったのですが、しかし明確にマイベストなロリババアを定義するまでには至っていません。至っていませんでした。
が、永遠娘の様々なロリババア漫画を読みまして、これが理想形かなといった作品に出会えましたので、本当にありがとうございます。1000円の価値はあると思います。


では永遠娘の話に移りまして。
雑誌に掲載されていた漫画、雑な分類をしますと、

「人外」or「人間」
性交中に余裕が「ある」or「ない」

あとはいろいろなアクセントを加えつつ調理してる印象です。
人でない、という項目は、ロリババアという「いや実際ありえねえだろ」とされる存在に安易な理由付けをするためには好都合ですね。というか私たちは可愛いロリババアを目撃したことがないはずなので、ロリババアが人外でなければなんなんだよ説明してみろよとなりますので、人外であることがロリババアのスタンダードであると言えるでしょう。なのでむしろ、数が少ないとはいえ、人間のロリババア作品がいくつかあったことが意外です。ですが、ロリババアの定義は広いので、備えは大事。人間のロリババアも大切なロリババアなのです。
次項目、性交中の余裕については、なんというか、私的には、年齢重ねてるなら経験や余裕はあって当然、と思っている節があるので、特に道具を使っているでもなく特別な理由もなしにやたらめったら
「何故じゃ……こやつと身体をあわせてから、感じてしまう……(はぁと」
みたいなのはあまり好きではないわけですね。
その点、理由もなしに普通のチンポでアヘ顔見せちゃうようなちょろいロリババアはほぼいなかったように感じたので、永遠娘は良い雑誌だと思います。イラストとしての完成度も大切ではありますが、漫画である以上、物語は必要だと思う私です。

さて、そういったように様々な掲載作を読んだ中で、私が最高だと感じた作品は、
あまがえる先生作『幼婆と孫』
です。
こちらロリババア作品としては少なめな部類の「ババアが人間」タイプでして、まあそれは良いんですが、何が私の心に突き刺さったかと言いますと、永遠娘掲載作品内で最もババアを感じた作品なんですよ。
ロリババアはどれだけババア力を出せるかが問題であると私は考えます。すなわち、年齢が数十、数百歳であるという事実は大前提として、キャラクターがその年齢であるという設定をどれだけ読者に伝えることができるか、これが最も大切な要素であると考えました。
「年上らしい余裕があるロリ」と「ババアであるロリ」の違いです。
『幼婆と孫』におけるロリババアは、竿役である孫の祖母です。祖母はもちろんそのことを認識していますし、逆もしかり。孫は、おばあちゃんであると理解しています。けれど成長した孫は、祖母の夫、すなわち祖父と瓜二つであり――といった流れで行為に及ぶわけですが、この関係性がババア力を感じた要因なわけですね。孫と祖母ですから、一緒にお風呂に入っていても、そこまで不思議なことじゃないんですよ。ばあちゃんからエロいことをされてからは発情しちゃってますけど、そうじゃなければ普通に風呂からあがっていただろうなと感じさせるような孫と婆の描き方なわけですよ。ロリババアだからエロ漫画っぽくなるけど、しわしわのババアで置き換えて普通の田舎の話にできるよなと思える雰囲気なんですよ。それに、こう、性交前に一旦間を置くというか、孫に対するちょっと勝気なばあちゃんみたいな態度がとてもたまらんのですよ。
エロに到達してからは、
「よいか……腰とは……こう使うのじゃっ」
で何故かバトル漫画をイメージして笑うなどしまして、ストーリー、展開、空気感描写、笑い、ババア力すべてにおいて高得点を獲得し、ぶっちぎりの一位でゴールイン。ベストロリババアの栄光に輝きました。

次があれば、また是非あまがえる先生のロリババアが読みたいですね。


はい、ベストロリババアが決まったところで、読んでいる最中に上記のようなこと考えていたわけはないので、これらは読み終えた後に考察した内容です。そして辿り着いた結論、私の理想のロリババア像が、見えてくるわけです。

「ロリババアがババアであること」

私の理想のロリババア像は、ババアであることを大切にしたロリババアです。
老熟して達観したような精神性があればよい、年齢を重ねていればよい、そういった明確な区切りではなく、感覚的な判断基準になっています。
貴方にも祖母はいるでしょう。貴方が接してきた祖母がいるはずです。彼女は、年老いていて、それでいて、元気だったり、腰が弱っていたり、お茶の淹れ方にだけは口うるさかったり、たまに会いに行ったとき料理を作りすぎなくらいたくさん用意してくれたり、要らないといってもおやつを渡してきたり、あまり笑わなかったり、よく笑ったり、いいことを言ったり、妙なことを教えてくれたり、するでしょう。
そんな貴方のババアイメージと合致するロリババアこそが理想であり、究極です。思い出の中のおばあちゃんと漫画のババアが組み合わさる瞬間、それは感動的な読書体験を読者にもたらすでしょう。



そんなふうにロリババアについて体験することができる雑誌、永遠娘vol.1好評発売中!
永遠娘(とわこ) [雑誌]
買おうね!楽しいよ!

大河でした!