大河の住処

書籍に対する感想文が主だったが、最近は自創作まとめ記事の更新しかしていない。ブログカテゴリに迷ったので日記にしておきました。

2016年03月

改変が上手く作用した例




本日も大河です。
気がついたら映画5本も借りてしまっていたので映画の感想も徐々に投下しますね。しかもうち新作が4本なので、実質2日で何時間見てんだよレベルの勢いで消化中でございます。
カテゴリ分けに映像作品を追加したのがフラグです。

初回は「探検隊の栄光」となります。
主演が藤原竜也のコメディ映画ということで気になってはいたのですが、いつの間にか劇場公開が終わっていていつの間にかレンタルが開始していた、という程度に興味の程度が低かったらしいですね。

いつも通り、概要を公式サイトより引用。
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落ち目の俳優が、テレビ番組で未確認生物を探す”探検隊”の隊長に就任!個性豊かな隊員たちやバカバカしいバラエティ番組のお約束、現地で遭遇した”本物のゲリラたち”に翻弄されながらも、やがて真剣にひとつのことに取り組む意義とやりがいに気づき、新しい世界を発見していく。
笑いと衝撃、そしてちょっぴり感動の探検コメディ。
http://tanken-movie.com/
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まぁ、お察しの通り、1980年くらいに放送していたテレビ番組「探検隊シリーズ」のオマージュですね。当時見ていたわけではないですが、画面作りがそのまんま。
で、これはその半ばヤラセみたいな番組をどうやって作ってるかって話なわけですが、なかなかに面白い。基本的に楽屋ノリというか、ぶっちゃけ話というのは人を惹きつける魅力があって、「探検隊の栄光」は撮影風景を曝け出すという形のぶっちゃけ話なわけですよ。
そこに生まれるギャップが面白い。
テレビ番組的には「ジャングルで危険に巻き込まれる」でも、撮影現場では「おもちゃを使って演出をしている」だけ。発見した人骨はチキンの骨だし、巨大なワニは人形だし、崖から落下寸前のシーンはちょっと大きめの岩に梯子使ってへばりついてるだけ。
ネタをばらせばつまらない構図が、放映予定の映像と合わさることでコメディに昇華する。
シュールな笑いってこういう感じなんですかね。

で、ところでタイトルは何なのって話に移ります。
「改変が上手く作用した」とは何のことかと言いますと、小説の原作があるんですけど、それと比較して映画の脚本はコメディ方向に大幅に改変されているらしいんですよね。原作だと後半にあったゲリラvs政府軍がけっこうきつい状態になっているという。そこを実写映画版だと、そうとうギャグ調に変えているので「実際こんなふうに思わねえだろ!」って部分もかなりある。マジかよこいつら頭弱いなって思ったりする。
でもコメディ映画だからという言い訳を盾に、好き放題やっているし、視聴者側も、どうせコメディだしと納得してしまえる。エンディングのご都合主義も、コメディならこんな好都合なハッピーエンドもよくあるものだろうとすんなり受け入れられてしまう。
というわけで、改変は成功だと言えるわけでした。

ただ、全体評価としては、劇場で見る必要はないなという印象でした。
面白くなくはないが、絶賛できるほどかといえばそうではない。
レンタルして見るくらいがちょうど良いと思いました。


ってな具合で映画の感想1本目です。
これが連日続きますので、是非よろしくお願いします。

【感想】ワールドトリガー(14)

飽きないうちに、本日も大河です。
ワールドトリガー 14 (ジャンプコミックスDIGITAL)
葦原大介
集英社
2016-03-04






というわけで今回は遂に、前々から散々大好きだと語っていた「ワールドトリガー」最新巻の読書感想文です。

現在の週刊少年ジャンプで、面白い漫画TOP3は「HUNTER×HUNTER」「僕のヒーローアカデミア」「ワールドトリガー」だと断言している私なのですが、そんなわけでそれらコミックスは全巻集めるのが当然のこと。
「練りこまれたストーリーが面白い」漫画ことワールドトリガー、14巻は準備段階の話です。
諸々あってランク上位にならなければいけない主人公チームですが、強い人たちにボコボコにされたので、じゃあ短期間でどうやってそいつらに勝てるようになるか、っていろいろ策を練るところですね。過去の戦闘描写で他キャラが活用していた武器が、主人公たちの手に渡って形の異なる使われ方をする、ってあたり、最初からすべて考えてストーリーを作っていたのかなと思ってしまう伏線の綺麗さです。
行き当たりばったりの展開を繰り返す漫画とは格が違いますね。何とは言ってないですけど。

とまぁ、しかしね。
結局のところ、本編は週刊誌を読んでいるので既知の内容なわけですよ。
じゃあ何が楽しみって毎度毎度のカバーをはがした裏表紙ですよね。毎巻毎巻キャラクター紹介が6人分あるのですけれども、今回最高に興味深かったキャラ紹介はそりゃもちろんあいつですよね。もちろんね。

『究極転生 エネドラッド』

もう既にツッコミを入れたい。
紹介文中7行あるんですけど、1行に1回以上ツッコミどころが見つかるという完璧度合い。どうしてこうなった。
なんか余裕あったら読んでみてほしいですね。
ワールドトリガー、アニメもやってるんですけど、ちょうどエネドラッド出てくるんですけど、解説読んだ後に改めて見たらなんかエネドラッドに萌えを感じるようになってきました。なんなの。


というわけでして、14巻はエネドラッドが最高でした。
萌えってなんなんだろうなって思いました。

私たちは「萌え」について考え直すべきなのかもしれません。

では、また。

僕街アニメ全話見終えたよって話

アニメ版「僕だけがいない街」(以下僕街)全12話、終わりましたね。

原作も既に完結していることから、11話以降に差異はあれどほとんど漫画に近い形で終わったのではないかと予想しているのですが、雑誌派の皆様、いかがでしょうか。
単行本待ちなので、答え合わせができるのは5月頭ですね。

大好きな漫画のアニメ化ということでしたが、私は、そのアニメを見ないというのが大半で、理由はもちろん「原作の方が面白い」と思っているからです。
アニメになったら面白くなった、なんてのはまず前提から間違っていて、だいたいは原作が評価されているからアニメ化に繋がったのでしょうから、アニメ化された時点で(面白いと感じる層の違いはあれど)原作の面白さは保障されていると見ていいわけです。
に対して、アニメはといいますと、面白い原作から必ず面白いアニメが生み出されるかと言えばそうではない。
原作に絵があるのだったらもちろん読者としてはそのイラストをイメージしてアニメ視聴に臨むわけですけれども、完全に再現なんて当然できるわけもないし、許容範囲内だったら良し、けれど物によっては原作のファンからは抵抗感のある状態に仕上がったりするわけです。要するに「えびてん」とか「生徒会の一存」ですね。どうしてアニメ化してしまったのかってちょっと思いましたね。煌先生のイラスト大好きなだけに。

という前段階があった上で、僕街は話題性の高さもあって見たんですけど、これが面白かったんですよ。
絵柄の再現度も高かったのと含め、やはり物語が映像作品に向いていたというのがありまして、ミステリやサスペンスの部類になります。人の感情、恐怖心を煽る表現は、漫画的にはおそらく精一杯やっていたふうには思うのですが、アニメを見るとやはり決定的にレベルが違う。BGM、動きありでの表現の幅広さは、アニメに軍配が上がります。内容も原作をほぼほぼそのまま描いていたので、僕街に関しては「アニメを見るくらいなら原作を読め」と無理に主張する必要はないですね。面白い。面白かった。
もちろん7巻分の内容を11話にまとめているわけですから、省かれている部分もあるにはあるのですが、大筋に影響しないようきっちり選んで省略しているようだったので、アニメ見た後に漫画を読んで足りない部分を補完するってことはおよそないと思います。

ので、ほぼ完璧なアニメ化だったかなぁと思います。さすが話題作だけはある。

気になった部分があるとすれば、もうこれはアニメ業界でよくある話になってしまうのですが、本業の声優を起用しないで女優とか俳優引っ張ってくるの本当にやめてくれないかなってくらいですね。どうせ女優俳優に興味がある層はアニメなんて見ねえんだから素直に声優使えよと。
「プロみた~い!」とか騒いでねえでプロ使えよと。いやマジで。


なんか半ば愚痴みたいなことになってましたけど、面白かったのは確かなので是非アニメ見てみるといいと思います。アニメ面倒なら漫画読むといいと思いますし、漫画面倒ならアニメだけでも大丈夫です。

原作最終8巻の発売を待つ日々……。
大河でした。

【感想】波よ聞いてくれ(2)


マジで最高!!!!!

とテンション高く叫んだ。本当に。
説明としては、ラジオDJデビューする羽目になった20代女性の話です。

公式サイト(http://afternoon.moae.jp/lineup/400

第2巻ではついに彼女のラジオ「波よ聞いてくれ」が放送開始しているわけですが、いやこれもうラジオの話じゃねえよって感じ。完全素人な私がイメージするラジオと全然違うし、プロデューサーが「お前の声で遊びたい」と言ってるだけあって放送内容も嘘実況とかドラマとかだし。

しかしそれは問題じゃなくてですね。
人間模様が本当に最高ですね。

公式サイト試し読みでざっと眺めりゃ分かるのですが、1話で彼氏と別れたことが描かれていまして、そんで2巻は彼氏との決別を全編通して描いております。もうね、これ以上ないだろうってくらい丁寧に。ラジオという絶好の機会を使って、プロデューサーに促されるまま、彼氏との決別をする。
いやーもうね。
爽快。
超爽快。

最高ですよマジで。
なんでこんなに楽しいんだろうと。

読めば分かるこの爽快感。
説明不要、怒涛で読ませるテキスト力。

3巻以降はようやく「ラジオDJ」として頭角を現していく姿が描かれるのだろうなと期待してしまえる、その上がったハードルさえもひょいと飛び越えてくれるのだろうと想像できてしまうクオリティ。

読んで得しかない。
読んでともに語らう日を待っております。


名乗り遅れました大河です。
本日もお疲れ様でした。
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