最近FGOガチャ芸人化しつつあると噂の大河です。ガチャイプは本当に怖いので理性の働く子は止めておきましょう。爆死は文化ではない。
本日は読書感想文です。



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全ては天才女流画家ジュリの死からはじまった。
彼女の才能を諦められない博士は、その魂を少女の遺体に移し替える。
青年画家ネルは、その少女”リリ”に絵を教えるように頼まれ……死なない少女と引きこもりの青年画家、生と死の狭間でうつろう二人の穏やかな日々は――…。
美麗な絵で描かれる少し不思議で美しい“魂”の物語。
http://online.ichijinsha.co.jp/zerosum/comic/remaingirl 
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具体的な内容は続きよりどうぞ。
まずどうしてこの本を読むに至ったのかを話しますと、僕がロリコンだからです。青年画家ネルはロリコンなので、しかばね少女リリに激激萌え萌えなのです。僕もロリコンなので萌え萌えキュンです。リリたんマジ萌え。うふふ。萌え。
しかも少女は死体なので、平気で腕とか脚とかもげます。欠損ではないかもしれませんが、似たような描写はあります。死体なので痛覚はないらしく痛みを我慢する様子はないのが残念ですが、悲しそうな顔でもげた脚を渡してきます。萌えです。いやいや、何言ってるんですか、萌えですよ?

という前置きはさておいて、漫画の本質として、やはり「魂」の物語というところを忘れてはいけない。しかばね少女は天才画家ジュリの魂を入れられて生を授かった形(作中で屍と魂、死体が意識を持って動くことに関する詳細な説明は無い。非常に残念)でかつ、記憶は残っていない。作中における魂の取扱がどうなっているのかはともかく、登場人物たちから読み取るには「魂が同じならば同じ人間として認識される」ようである。
だがリリに記憶はなく、彼女は自身の個を主張する。
周囲は「私ではない誰か」を認識している。
自分は「私」を認識する。
この違いが、決定的な齟齬を生む。
大河さんは昔から拗らせているので、自分じゃない自分がいつまで経っても影を落とし続ける構図めっちゃ好きなんですよね。誰かを追うつもりなんて毛頭ないのに、本質が同一だから、私という個性の色はかつての誰かと一致する。それを嫌うのに、それから離れられない。

この物語、美しい話だとかのたまってますけど嘘ですよそんなん。綺麗な絵で誤魔化してるだけで、実際のところは相当駄目なタイプの物語ですよ。1巻終わりで「リリの中にジュリはいない」とか言ってるけど絶対リリの個性を認めるフリをしながらジュリの影をリリの姿に重ね続けるタイプの歪んだ主人公ですよ。これ本当に駄目。絵は綺麗だけど内容ドロドロしすぎ。冗談じゃねえぞ。
一応言っておくと、褒め言葉です。

もっと進行ゆっくりでいいから、最初の方に魂について説明があれば良い気がするんだけどなぁ。せっかくシリアス方面なんだから、世界観ふわっと雰囲気だけにしないで、丁寧に構築すればいいのに。 
ま、でもロリコンという切欠で手を出したにしては優れた内容かなと思いました。



最近の衝動買いは当たりが多めで何より。
では、大河でした。