明日から三連休なら大勝利ですね。
大河です。


本日も本の感想(という名の紹介記事)です。

感想2つ目は、twitterでもじわっと呟いていたこちら、
「波よ聞いてくれ」です!
波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンKC)
沙村 広明
講談社
2015-05-22




このマンガがすごい!7月ランキングオトコ編にて、堂々の1位でしたね。
私はそれで知った口です。

とりあえず内容とか私の感想とかいう前に、


”波よ聞いてくれ/沙村広明 第1話「お前を許さない」 - モーニング・アフタヌーン・イブニング合同Webコミックサイト モアイ http://www.moae.jp/comic/namiyokiitekure/1/1 ”


上のリンクから飛んで、1話だけでも読んでみて下さいませんか。
クッソ面白いってのがよく分かる。
勢い、感情、声、声、感情を乗せた声!
いやもう最高ですよ最高。(※語彙が貧弱なので最高という言葉をよく使用します)






さて、きっと読んでくれているでしょうが。概要。
公式サイトより引用。

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鼓田(こだ)ミナレ、20代独身。札幌在住、スープカレー屋勤務。
ひょんなことからギョーカイ人の中年男性にダマされ、ワケも分からずラジオDJデビュー。カレー界とラジオ界の覇道を歩むべく奮闘はしないが、真の愛と幸せと享楽を求めてオンナは戦い続ける、に違いない。
さあさあさあ、波よ聞いてくれ!!!
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もうなんか説明からして「最高だ……」って言いたくなる雰囲気してますよね。
事実です。

「波よ聞いてくれ」の魅力は、何と言っても、主人公『鼓田ミナレ』の魅力です。
感情のままに突っ走る、美人で口もたつ、人生を舐め切ってるようなそうでもないような、完璧超人なんかじゃ決してない、あの人間らしいキャラクターが読者(私)の心を捕らえて放さないのです。

第1話、ラジオ局に殴り込んでから、
叩きつけた言葉。
ラジオの波は、彼女が吐き出す激情を伝えていくわけです。
元彼の部屋へ。
スープカレー屋の店内へ。
あるいは、誰とも知らぬ誰かのもとへ。
もしくは、読者である私のもとへ。
絵と台詞から、確かな音が、届いたのです。

たった4ページ程度でしかないその部分の描写で、これは”買うべきだ”と確信したのですよ。
だから、読め。
何を語る必要もなく、読めば分かる魅力なのです。



1巻の内容としては、ラジオ業界に巻き込まれていくミナレが主で、真の愛とやら、恋愛描写についてはあんまり出てこなかった気がしますが、正直そこは要らねえだろと思うくらいラジオ業界部分が楽しすぎるので、これは買いですよ奥さん。
いや本当に。
せめて1話は読んでやってください。



という感想でした。
……これは感想というより単純に販促の類なのでは?

大河でした。